七転び八起き(・∀・)

ずぼら主婦によるずぼら日記。旦那をこよなく愛しております。

物の帰る場所

どうも、ひらりんです!

 

よく物をなくします。

あれ?どこいったっけ??

と思って買い直す。

と、なくしものが見つかる。

この不思議。

 

ひらりん七不思議の一つなのですが、

いつもそんなことをしていたら、夫に言われました。

 

「ものに帰る場所はないの??」

 

夫のすごいなーと思うところなんですけど

たぶん、夫は、いつもぐちゃぐちゃに片付けるひらりんに、頭にきてたと思うんですよね。

なんで違うところに片付けるの!?

って。

 

それを、そのままぶつけずに、

どうしたらひらりんに伝わるかなー

って考えてくれて

疑問系で投げかけたんでしょう。

 

答えをいうより、自分で見つける手助けをした方がいいだろう。

 

って。

 

その答えが、

「ものに帰る場所はないの??」

だった。

 

ものに帰る場所???

どういうこと??

 

と思いつつ、

これまで「なんとなく」で決まっていた片付けに対して、きっちり決めることにしました。

 

きっちり、といっても、

具体的なものの名前と場所を決めるのではなく

「工具っぽいものを置く場所」

というのはぼんやりさせつつ、

場所を一か所にする。

 

それまでは、工具の中でも、ドライバーは棚の中、電池は納戸の中、輪ゴムは…ってばらばらだったんですよね。

セロハンテープは文房具入れと棚の中、と、違う場所に同じものがあることも。

 

ぼんやりとした分類名だけど、場所はひとつ!

 

これをルールに変えました。

 

すると…

びっくりするほど、家がきれいになる!!!!

 

ひらりん宅の美化計画、見事成功です。

 

すんなりとうまくいったわけではなく、

ぺたぺたと分類テープ(工具、書類、など)を至るところに貼っていく夫に

 

見栄えが悪い…−3−

 

と不満を持ったり。

ぼんやりとした分類なので

ガムテープは工具だけど、セロハンテープは工具???文具???

とうまく仕分けできなかったり。

 

ただ、やっていくうちに、

セロハンテープは文具。

ガムテープは工具。

と覚えます。

さらに、それまで貼られていなかった自分の服用のタンスに「ズボン・スカート」と「シャツ」と買いてテープを貼ったり。

少しずつ変わっていきました。

 

夫の発言から約2年。

今ではひらりんが机の上を片付ける掃除大臣へと進化しつつあります。

 

誰がやっても同じことができるような環境を作ること。

 

仕事で産休に入る時もそうでしたが、

自分しかできないこと

って、複雑でわかりにくいんですよね。

引き継げなくなってしまう。

シンプルに変えると、誰でもできるようになる。

誰でもできるような仕事へ噛み砕いていくってすごく大事。

 

誰でも使いやすいように整える。

夫も洗濯物を片付けやすくなったからか、前より協力的な気がします。

 

正直、はじめに夫から

「ものに帰る場所はないの?」

と言われたとき

君はなにをいっているんだ??

って、イラッとしました。

物の住所ってなんだよ???

私には私のやり方があるんじゃーい!!!怒

くらいに思ってました。

 

イラッとしながらも、「物の住所」とか「物の帰る場所」って言葉が頭から離れなかった。

ぺたぺたシールを貼る夫を疎ましく思いながらも従ってみた。

 

まさか、自分からシールを貼るようになるとは…!!!

 

 

いつか、息子がぐちゃぐちゃに片付けたり、物の整理が苦手だったら

きっとこう言います。

「ものに帰る場所はないの??」

すぐに変化はなくても、暖かく見守れる母親になりたいなぁ。

 

きっと、そんなにうまくはいかないんでしょうね。

ランドセルの奥底にくしゃくしゃのプリントが地層になったり…

あぁ、自分の小学校時代を思い出す…汗汗

 

ん??

もしかして、10年後にはPDF化してペーパーレスに…!?!?

どうなるんだー!?!?

 

 

ではでは、今日はこのへんで。

ばいばーい!